【開催報告】こども性暴力防止法(日本版DBS)講演会を沖縄で開催ー2日間で約220名が参加

こども性暴力防止法の講演会実施後の報告記事のアイキャッチイラスト

2026年10月25日(日)・26日(月)の2日間、一般社団法人Supporters’ Supporterと株式会社リングサイドの共催で、こども性暴力防止法(日本版DBS)の施行を見据えた講演会を沖縄県で開催しました。

講師には、こどもの虐待や性暴力被害の支援に取り組む弁護士で、NPO法人子ども支援センターつなっぐ代表理事の飛田桂(ひだ けい)先生をお招きしました。

教育・福祉・保育の現場で働く方々や、施設の管理者、行政関係者など、2日間で約220名の皆さまにご参加いただきました。

今回は、講演会の内容と参加者の皆さまから寄せられた感想をご紹介します。


目次

実践者・管理者それぞれの立場から、こどもを守るための対応を学ぶ2日間

2026年12月25日に施行される「こども性暴力防止法(日本版DBS)」。

こどもへの性暴力を防ぐため、教育・保育・福祉などの現場では、職員への研修や相談体制の整備など、さまざまな対応が求められます。

今回の講演会では、現場の実践者と、施設の管理者・行政関係者、それぞれの役割に応じた内容を学べるよう、2日間に分けて開催しました。

■ 10月25日(日)|実践者向け講演会

  • 会場:沖縄小児保健センター
  • 対象:教育・福祉など、こどもに関わる仕事をしている方

日々こどもと接する実践者を対象に、現場で起こり得るトラブルや、性暴力被害が疑われる場合の初期対応など、実務に直結する内容を中心にお話しいただきました。

■ 10月26日(月)|管理者・行政向け講演会

  • 会場:ともかぜ振興会館
  • 対象:教育・福祉・保育施設の管理者、行政・教育委員会職員

施設や組織を管理する立場の方々を対象に、組織として必要な体制整備や、保護者・関係機関との連携などについて学びました。

両日とも多くの方にご参加いただき、こどもの安全を守るために何ができるのか、それぞれの立場から考える機会となりました。


こども性暴力防止法の概要から、現場で求められる具体的な対応まで

飛田先生の講演では、こども性暴力防止法が制定された背景や制度の概要に加え、実際の事例を交えながら、現場に求められる対応について詳しく解説していただきました。

特に重要なテーマとなったのが、「こどもの権利」を尊重した、安全・安心な環境づくりです。

実践者向けの講演では、こどもの被害や異変に気づいたときの初期対応の重要性や、適切な対応のあり方について学びました。

一方、管理者・行政向けの講演では、保護者や関係機関との連携、組織としての対応体制の整備など、こどもだけでなく支援に携わる職員やチームを守る視点についてもお話しいただきました。

法律への対応を単なる手続きで終わらせず、こどもが安心して過ごせる環境をどのようにつくっていくか。

制度の理解を深めるとともに、日々の支援や組織運営を見直すきっかけとなる講演会でした。


参加者の96.2%が「満足」今後の業務にも役立つ内容に

講演会終了後のアンケートでは、回答者のうち、

  • 96.2%が、講演会に「満足」「とても満足」と回答
  • 97.7%が、今後の業務に「役立つ」「とても役立つ」と回答

するなど、大変好評をいただきました。

また、自由記述では、次のような感想が寄せられました。

  • 「子どもの性暴力防止法制定にさきがけ、学びを深めるとともに、どう準備し対応にあたるか等、たくさん学べました。ありがとうございます。」
  • 「法律をわかりやすくご説明頂けたのがとてもよかったです。子どもを守るためにも、子どもと関わる立場として自分自身が加害者にならないための参考になりました。」

さらに、現場での実践につなげようとする声も多くいただきました。

  • 「学校で教職員向けの研修を行う必要があると感じました」
  • 「専門性を持って対応にあたるには非常に難しい面があり、現場の研修等を単発ではなく、随時行っていかなければならないと感じた」

こうした感想から、講演会で得た知識をそれぞれの現場に持ち帰り、職員研修の実施や組織の体制づくりなど、具体的な行動につなげようとする意識がうかがえました。

こどもへの性暴力を防ぐ取り組みは、一度の研修で完結するものではありません。継続的に学び、現場で実践しながら、組織全体でこどもを守る環境を整えていくことが大切です。


こども性暴力防止法への対応をサポートする「こまもろう沖縄」

今回の講演を通じて、こども性暴力防止法への理解が深まる一方で、「自分たちの施設では、具体的に何から準備すればよいのだろう?」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の共催団体である株式会社リングサイドでは、こども性暴力防止法(日本版DBS)への対応を支援するサービス「こまもろう沖縄」を提供しています。

義務対象事業者や認定を目指す事業者に向けて、施設の状況に応じた準備や体制づくりをサポートしています。

具体的には、以下のような支援を行っています。

  • 現状のヒアリング:施設の体制や課題を確認し、必要な対応を整理
  • 規程・様式の作成支援:法施行に向けたルールや書類の整備
  • 職員研修:性暴力防止に必要な知識の習得や研修実施、記録の管理
  • 申請手続きの準備支援:必要な書類や手続きの準備をサポート
  • 施行後の継続支援:相談体制の整備や運用のサポート

※支援内容は契約プランによって異なります。

こどもを守るための仕組みづくりを、現場だけで抱え込まないことも大切です。

法施行に向けて準備を進めたい方や、自分たちの施設に必要な対応を知りたい方は、ぜひ「こまもろう沖縄」の公式サイトをご覧ください。

▼こまもろう沖縄|こども性暴力防止法(日本版DBS)対応サービス

https://komamoro.jp


Supporters’ Supporterでは、こども支援団体向けのコンサルティング、スーパーバイズ、研修のご相談も随時承っています。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

こども支援オンライン学習プラットフォームSupporters‘ Web Academyは、こども支援者に無料で提供しています。
この取組は、多くの方のご寄付によって支えられています。学びたい支援者が安心して学び続けられる環境づくりに、ぜひご協力ください。
※Supporters’ Web Academyへのご寄付は、みらいファンド沖縄にて設置した基金を通じて、税制優遇の対象となります。
https://congrant.com/project/mfo/13441/form/step1?type=monthly

法人HP:https://www.supporterssupporter.org/

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