こんにちは、Supporters’ Supporterの安次富です。
FM那覇の番組「Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ」の第21回放送が2026年3月4日に配信されました。
今回の放送では、ベーシックコース レッスン6「こども支援における遊びの工夫」をテーマに、支援の現場でこどもたちが自由に、そして主体的に遊ぶために支援者がどのような工夫や環境作りができるかについて学びました。
遊びを単なる活動として捉えるのではなく、その中にある「難しさ」や「専門的な視点」を紐解きます。
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こども支援における「遊び」の難しさとは
支援の場での遊びは、こども同士で自然に生まれる遊びとは少し異なります。支援者が関わることで、どうしても「成長につなげたい」「意味のある時間にしたい」といった大人の意図が入りやすくなるからです。
その結果、本来は自由であるはずの遊びが、気づかないうちにコントロールされてしまうこともあります。さらに現場では、安全配慮や人員、スペースなどの制約もあり、すべてのこどもにとって自由な遊びを保証することは簡単ではありません。
だからこそ重要なのは、「どう遊ばせるか」ではなく、どうすればこどもが自分で遊べるかを考える視点です。
プレーワークの視点に学ぶ、支援者の4つの姿勢
こどもの自由な遊びをサポートするために、専門的な「プレーワーク」の視点から、支援者が意識すべき4つのポイントが紹介されました。
- 主役はこども:遊びの決定権をこどもに委ね、大人は介入しすぎない。
- 関心に関心を寄せる:大人の価値観で決めつけず、こどもの目線で何に興味を持っているかを丁寧に観察する。
- 環境を整える:こどもが自然と遊びたくなるような仕掛け(エンロールやアフォーダンス)を用意する。
- 自由な遊びの責任を担保する:失敗やリスクも学びの機会として捉え、過剰に制限しない。
こどもの「やってみたい」を引き出す2つの技術
こどもが主体的に遊び始めるきっかけを作るために、「エンロール」と「アフォーダンス」という考え方が重要です。
- エンロール:支援者自身が楽しそうに遊ぶ姿を見せることで、周囲のこどもを自然に遊びの輪に引き込む関わり方です。
- アフォーダンス:道具の配置や空間の工夫によって、こどもが自発的に遊びたくなるような環境を提供することです。「これで遊びなさい」と指定するのではなく、思わず手に取りたくなる仕掛けを作ることが求められます。
安全を守りつつ成長を支える「リスク」と「ハザード」の管理
遊びの環境整備において欠かせないのが、危険の捉え方です。
- リスク(挑戦的な危険):ジャングルジムの昇り降りなど、こどもが自ら予測し、挑戦することで判断力や運動能力を育むことができる「適度な危険」です。これは成長の機会として適切に管理する必要があります。
- ハザード(不当な危険):遊具の老朽化や地面に落ちたガラス片など、こどもが気づきにくく、重大な事故に直結する危険です。これは大人が責任を持って取り除くべきものです。
この2つを見極めることで、安全を確保しながらも、こどもが主体的に挑戦できる場を守ることができます。
チームで取り組む遊びの支援
遊びの支援は、一人で行うものではありません。スタッフ間で役割を分担し、運動が得意な人は体を動かす遊びを、話を聞くのが得意な人は1対 1の関わりをといったように、それぞれの強みを生かすことが効果的です。
また、全体を見守る人、遊びに入りにくい子をサポートする人など、立ち位置を調整することで、多様なこどもたちのニーズに応えることができます。
◾ 動画のご案内
🎙【タイトル】
Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ(2026年3月4日)
📌本放送では、こどもが主役となる遊びを支えるための具体的なテクニックや、環境設計の考え方を詳しく解説しています。
Supporters’ Supporterでは、こども支援団体向けのコンサルティング、スーパーバイズ、研修のご相談も随時承っています。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。こども支援オンライン学習プラットフォームSupporters‘ Web Academyは、こども支援者に無料で提供しています。
この取組は、多くの方のご寄付によって支えられています。学びたい支援者が安心して学び続けられる環境づくりに、ぜひご協力ください。
※Supporters’ Web Academyへのご寄付は、みらいファンド沖縄にて設置した基金を通じて、税制優遇の対象となります。
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