遊びは「権利」であり、成長の源泉 ― こどもたちの自由な時間を守るために【ラジオ出演報告】

こども支援における遊びをテーマにしたラジオ出演報告のアイキャッチイラスト

こんにちは、Supporters’ Supporterの安次富です。

FM那覇の番組「Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ」の第19回放送が2026年2月4日に配信されました。

今回の放送では、ベーシックコース レッスン5「こども支援における遊びの種類と重要性」をテーマに、こどもにとっての遊びの意義や、現代社会で遊びが直面している課題、そして支援者がどのように遊びを支えるべきかについて学びました。

遊びは単なる娯楽ではなく、こどもの育ちにとって欠かせないものです。番組の内容を振り返りながら、その本質を考えます。

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目次

遊びは「娯楽」ではなく、こどもの権利

まず押さえておきたいのは、遊びはこどもにとっての権利であるという視点です。

遊びは単なる息抜きではなく、こどもが自由に表現し、試行錯誤し、自分なりに世界を広げていくための重要な活動です。評価やルールに縛られない時間の中でこそ、こどもは主体的に考え、行動する力を育んでいきます。そのため、支援の現場では「遊ばせるかどうか」ではなく、「遊びの機会が十分に保障されているか」を問い直すことが重要です。

なぜ今、こどもの遊びが減っているのか?

近年、こどもの遊びの機会は減少しています。その背景としてよく挙げられるのが、いわゆる「3つの間(時間・空間・仲間)」の減少です。

  • 習い事や塾による「時間」の不足
  • 安全性や環境変化による「遊ぶ場所」の減少
  • 地域関係の希薄化による「仲間」の減少

これらが重なることで、こども同士の自然な関わりや遊びが生まれにくくなっています。さらに、経済的困難や家庭環境によっては、遊びに必要な道具・交通費・時間の確保が難しくなるケースもあり、遊びの格差が体験格差にもつながっています。

遊びがもたらす多面的な効果と多様性

遊びは、こどもの心身の発達において多大な効果をもたらします。

  • 発達の促進:身体的(運動能力)、認知的(想像力・問題解決力)、社会的(協調性・コミュニケーション)な成長を促します。
  • 自己肯定感の向上:成功や失敗を繰り返しながら、自分の力でやり遂げる自信を育みます。
  • コミュニティの形成:仲間と関わる中で、自分の居場所や役割を見つけ、他者を尊重する力を学びます。

また、遊びの形は多様です。鬼ごっこのように身体を動かすものから、ボードゲームのような戦略的なもの、さらには「ただぼんやり空を眺める」「ゴロゴロする」といった時間も、心を休める大切な遊びの一種であると紹介されました。

支援者として大切にしたい「目的のない遊び」の視点

放送の後半では、現場での関わり方について深掘りしました。

支援者が遊びを「目的」として提供しようとすると、こどもが興味を示さないこともあります。一方で、全く何もないと居場所に来づらいという難しさもあります。大切なのは、「目的のある遊び」が必ずしも楽しくない場合があると理解し、その場で自然に生まれてくる遊びや、こども自身の主体性を尊重することです。こどもが安心して「自分で選び、考え、作り出せる」環境をどう整えるか、その工夫が支援者に問われています。

◾ 動画のご案内

🎙【タイトル】

Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ(2026年2月4日)

📌本放送では、「こどもの遊び」を権利として捉え、その重要性と支援のあり方を体系的に学ぶことができます。

Supporters’ Supporterでは、こども支援団体向けのコンサルティング、スーパーバイズ、研修のご相談も随時承っています。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。こども支援オンライン学習プラットフォームSupporters‘ Web Academyは、こども支援者に無料で提供しています。
この取組は、多くの方のご寄付によって支えられています。学びたい支援者が安心して学び続けられる環境づくりに、ぜひご協力ください。
※Supporters’ Web Academyへのご寄付は、みらいファンド沖縄にて設置した基金を通じて、税制優遇の対象となります。
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