こんにちは、Supporters’ Supporterの安次富です。
FM那覇の番組「Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ」の第11回放送が2025年10月1日に配信されました。
今回の放送では、エントリーコース レッスン7「こども支援における安心できる居場所の重要性」 をテーマに、こども支援の現場で注目されている「居場所」の役割について学びました。
記事内で登場する研修動画はこちらから→
https://supporterssupporter.com/2025/06/19/theimportanceofasafeplace/
居場所支援が持つ4つの機能
今回の番組では、エントリーコースのレッスン7「こども支援における安心できる居場所の重要性」について学びました。
こども支援において近年特に注目されている「居場所」というテーマに焦点を当て、その意味や機能、そして居場所作りに必要なポイントを理解することを目的としています。
レッスン内で紹介されたのは、中学生・Aさんの事例です。Aさんは学校や家庭での困難から、他者との関わりを避け、自己肯定感を失っていました。
そんなAさんにとって転機となったのが、「居場所支援」との出会いでした。
この居場所には、以下の4つの機能があります。
- 安全で衛生的な空間
- 受け入れられる経験とつながり
- 多様な経験と選択の機会
- 他者からの賞賛と成功体験
これら4つの機能を備えた居場所支援を通じて、Aさんはありのままの自分を受け入れられるようになり、多様な体験を通じて自分のなりたい姿をイメージし、行動できるようになったと言えます。
支援者が意識すべきポイント:こどもの成長の「土台作り」
こどもの成長を支える環境は多様ですが、その中で居場所支援が果たす役割は、こどもたちの自己肯定感を育み、より良い自分に向かっていく成長の「土台」を作ることです。この土台があるからこそ、エネルギーを補給し、学習や医療といった専門的な支援に繋がるきっかけを作ることができます。
この土台作りを行う上で、支援者が意識すべき重要なポイントがあります。
• 居場所支援の持つ4つの機能を実装する:これらの機能が満たされているかを常に意識しましょう。
• こどもとの対話と観察を続ける:対話を通じてこどもたちの思いを組み取ることは重要ですが、自分の意見を述べるのが苦手なこどももいるため、観察を通じてニーズを把握することも同じくらい重要です。柔軟に関わりを調整しましょう。
• 長期的な温かな眼差しを持つ:人の成長は直線的ではなく、立ち止まったり、戻ったりすることもあります。だからこそ、居場所は「疲れた時に休める安全基地」として、いつでも戻ってこられる場所であることが大切です。
レッスンの振り返りとまとめ
福里さんからは、現場で感覚的に行っている活動が、実は「成長の土台を育む場」を提供していたのだと、改めて認識したというコメントがありました。居場所は支援をする場というよりも、こどもが様々な人と関わり、多様な体験をし、時にはいろんな失敗ができる場所のベースとなるものです。
特に大切なのは、こどもが発した言葉や行動に対して、社会一般の評価に関わらず、支援者は「否定しない」態度で接することです。なぜそう思ったのかという点に耳を傾け、受け入れる経験を提供することが、こどもたちにとってステップアップする土台になります。
番組のまとめとして、こどもにとっての居場所とは、安心できる環境の中で他者との関係を築き、多様な成功体験を重ねることで自分自身を認め、さらに良い自分へ向かって行動できるようになる、成長の土台となる場所だと強調されました。
居場所支援を実践する際は、物理的・心理的な安全確保が最優先です。支援の場がこどもたちにとっての「居場所」であるかを意識し、対話を重ね、多様な経験を共有しながら、共に場を作り上げていくことが求められます。
◾ 動画のご案内
🎙【タイトル】
Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ(2025年10月1日)
📌今回の放送は、こどもの成長の土台となる「居場所」の重要性とその機能について学ぶ放送回です。
Supporters’ Supporterでは、こども支援団体向けのコンサルティング、スーパーバイズ、研修のご相談も随時承っています。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
こども支援オンライン学習プラットフォームSupporters‘ Web Academyは、こども支援者に無料で提供しています。
この取組は、多くの方のご寄付によって支えられています。学びたい支援者が安心して学び続けられる環境づくりに、ぜひご協力ください。
※Supporters’ Web Academyへのご寄付は、みらいファンド沖縄にて設置した基金を通じて、税制優遇の対象となります。
https://congrant.com/project/mfo/13441/form/step1?type=monthly


