沖縄市貧困対策支援員向けにスーパーバイズを行いました【活動報告】

沖縄市貧困対策支援員向けに実施したスーパーバイズの活動報告のアイキャッチイラスト
                                                                                                  
支援先
取組内容
期間
相談内容

実施の背景

沖縄市では、令和7年度より、貧困対策支援員がこどもや家庭と直接関わり、インテークやアセスメントを通じて支援方針を検討していく体制の強化が進められています。
一方で、現場の支援員からは、

  • こどもや世帯の情報収集が難しい
  • 判断に迷う場面がある
  • 会議の進行や整理が難しい

といった声も聞かれており、こども支援の概念的な情報だけでなく、現場で使えるスキルや判断軸の必要性が課題として挙げられていました。
こうした背景を受け、沖縄市こども相談・健康課の依頼により支援員向けのスーパーバイズを実施しました。


スーパーバイズの目的

スーパーバイズでは、単なる知識提供にとどまらず、支援員が現場で感じている「もやもや」や判断の難しさを言語化し、次の行動につなげることを重視しました。
具体的なゴールは以下の2点です。

  • 支援員の悩みどころ・判断が迷う点を言語化する
  • 次の一手として、優先順位と具体的なアクション(誰が・いつ・何を)を決める材料が揃う

実施内容

当日は、講義とケース研究を組み合わせた構成でスーパーバイズを行いました。
① 講義(前提整理・考え方の共有)
はじめに、貧困対策支援員という職務の難しさや役割を整理し、支援を考える上で重要となる視点として、

  • 目の前の状況を捉える「虫の目」
  • 全体を俯瞰する「鳥の目」

の両方を持つことの重要性を共有しました。
その上で、支援計画作成の基盤となる
インテーク(情報収集・関係づくり)アセスメント(情報整理と見立て)
について、現場で活用しやすい形で解説しました。
② ケース研究によるスーパーバイズ
後半は、支援員が実際に関わっているケースを題材に、ケース研究形式でSVを実施し、参加者全員で検討しました。


参加者の反応・成果

事後アンケートでは、参加者の100%が「満足」と回答しました。
自由記述では、以下のような感想が寄せられています。

  • 「これまで言葉にできなかった“もやもやしていたこと”が減った」
  • 「支援会議の持ち方や整理の仕方を知ることができた」
  • 「インテーク、アセスメントという言葉の意味を理解できた」

これらの声から、支援員一人ひとりが抱えていた迷いや不安が整理され、実践に活かせる視点を持ち帰る機会となったことがうかがえます。


今後に向けて

一般社団法人Supporters’ Supporterでは、現場・行政・制度をつなぐ立場として、
支援員の実践力向上につながる伴走型のスーパーバイズを重視しています。
今回の沖縄市での取り組みをはじめ、今後も各地域の実情に応じた形で、
支援の質を高めるためのスーパーバイズや研修、体制づくりを継続していきます。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。


Supporters’ Supporterは、「支える人も笑顔でいられる社会」を目指して、これからも現場のみなさんと一緒に歩んでいきたいと思います。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
こども支援オンライン学習プラットフォームSupporters‘ Web Academyは、こども支援者に無料で提供しています。
この取組は、多くの方のご寄付によって支えられています。学びたい支援者が安心して学び続けられる環境づくりに、ぜひご協力ください。
※Supporters’ Web Academyへのご寄付は、みらいファンド沖縄にて設置した基金を通じて、税制優遇の対象となります。
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