今回は、沖縄県内のこどもの居場所施設に向けた取り組みとして、テーマパーク「ジャングリア沖縄」への訪問を実施しました。本記事では、チケット贈呈式から実際の訪問までの流れと、現場で見えてきた価値についてご紹介します。
こどもたちに「体験の機会」を届ける取り組み
本取り組みは、企業からの寄附をもとに実施されました。
沖縄県内のこどもの居場所施設に対して、「ジャングリア沖縄」のチケットが提供され、こどもたちが自然やアクティビティを楽しめる機会が創出されました。
贈呈されたチケットは、
- こども:175名
- 大人(保護者・スタッフ):65名
合計240名分にのぼります。
日常生活ではなかなか得られない体験に触れる機会を家庭環境に関わらず届けることが、本取り組みの大きな目的です。
チケット贈呈式の実施
訪問に先立ち、チケット贈呈式が開催されました。
- 会場:OKINAWA INNOVATION LAB(沖縄銀行本店1階)
- 参加:こどもの居場所施設代表者、企業関係者など
- 目的:体験機会提供の趣旨共有とチケットの受け渡し
本取り組みでは、単なるチケット提供にとどまらず、「なぜこの機会を届けるのか」を共有する場として、贈呈式が位置づけられています。
こどもたちの成長を支えたいという企業の意志と、現場で支援に取り組む団体の想いが交わる機会となりました。
各施設での訪問と体験
贈呈式の後、各施設ごとにジャングリア沖縄への訪問が行われました。
その中でも、NPO法人一万人井戸端会議の事例をご紹介します。
この団体では、今回の訪問を修学旅行の代替となる体験機会として位置づけており、こどもたちは事前に資金を準備するために、地域のお祭りで出店するなど、自分たちの力で機会をつくる取り組みを行っていました。
今回のチケットの寄贈を受けて、ジャングリアの入場費用がかからない分、現地ではみんながお土産を購入するなどの余裕が生まれ、家庭の経済状況に左右されない形で体験を楽しむことができました。
また、訪問前には
- どのアトラクションを回るか
- 身長制限の確認
- グループ分けやリーダー決め
などをこどもたち自身で話し合い、主体的に計画していた点も印象的でした。
単なる「遊び」ではなく、準備段階から学びや協働の経験が生まれていることが分かります。


体験がもたらす価値とは
今回の取り組みを通じて見えてきたのは、「体験」がこどもたちにもたらす多面的な価値です。
- 新しい世界に触れるきっかけになる
- 仲間と協力する経験が生まれる
- 自分で考え、選択する力が育つ
- 家庭環境に関わらず機会が担保される
こどもの居場所は、日常的な安心の場であると同時に、非日常の体験へとつなぐハブの役割も担っています。
今後に向けて
今回のような取り組みは、企業・支援団体・地域が連携することで実現しました。
体験格差が課題となる中で、「機会を届ける仕組み」をどうつくるかは、今後ますます重要になっていきます。
Supporters’ Supporterでは、今後もこうした協働を通じて、こどもたちの可能性を広げる機会を創出していきます。
Supporters’ Supporterでは、こども支援団体向けのコンサルティング、スーパーバイズ、研修のご相談も随時承っています。
ご関心のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。こども支援オンライン学習プラットフォームSupporters‘ Web Academyは、こども支援者に無料で提供しています。
この取組は、多くの方のご寄付によって支えられています。学びたい支援者が安心して学び続けられる環境づくりに、ぜひご協力ください。
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