FM那覇の番組「Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ」の放送が2025年11月5日に配信されました。
今回の放送では、エントリーコース レッスン9「こども支援における個人情報の取り扱い」 をテーマに、支援の現場で日々触れる「情報」をどのように守り、どう扱うべきかを学びました。
この記事では、番組内で紹介されたレッスン内容を振り返りながら、支援者に求められる姿勢についてまとめています。
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個人情報を「守る」という支援の基本
今回のレッスンでは、こども支援の現場で扱う「個人情報」を理解し、どう守るべきかを整理しました。個人情報には、氏名・住所などの基本情報だけでなく、学校生活、健康状態、家庭環境、支援記録、虐待に関する情報など、個人が特定できるあらゆる情報が含まれます。支援活動ではこうしたデリケートな情報に触れるため、「何が個人情報にあたるのか」を常に意識する必要があります。
こどもの個人情報を守ることは、こどもを尊重する姿勢そのものです。個人情報保護法やこどもの権利条約でもプライバシーは保障されており、支援者には適切な管理と守秘義務が求められます。情報が漏れると、安心を損ねるだけでなく、信頼関係の破壊や法的トラブルにもつながります。
レッスンでは、活動時に特に注意すべき3点が示されました。
- 守秘義務の徹底
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SNSや日常会話で不用意にこどもに関することを話さない。拠点内で話す際も周囲へ配慮する。
- 個人端末での撮影禁止
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写真には多くの個人情報が写り込むため、原則撮影しない。
- 個人の連絡先やSNS交換をしない
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双方にリスクがあるため、責任者の指示がない限り行わない。
個人情報のリスクは活動中だけでなく、準備段階のメモや活動後の会話、SNS投稿など日常にも潜んでいます。だからこそ、事前のルール確認、迷ったときの相談、守秘義務の意識が重要だと強調されました。
個人情報の適切な取り扱いは、安心して支援を受けられる環境をつくるための土台です。信頼を大切にしながら、日々の実践の中で丁寧に向き合っていきたい内容でした。
支援者としての責任と情報のバランス
支援者として情報を持つ立場になると、ボランティアとして活動していた頃(情報をあまり持っていなかった頃)とは異なり、こどものご家庭の情報などが頭にあるため、対応に気を使うようになります。
一方で、ボランティアなどこれから支援を始める人にとって、個人情報を持つことは、関わりづらくなったり、「傷つけてしまうかもしれない」という不安から、うかつに関われないと感じる要因にもなり得ます。
このため、特にこのレッスンは、ボランティアの方々や拠点に新しく入ってくる方々に対し、本人の背景が分からず無意識に傷つけてしまうといった事態を防ぐ目的も持っています。
個人情報を適切に管理し、保護することで、こどもや保護者、関係機関からの信用を高めることができ、より良い支援につながることを理解しておく必要があります。
ラジオ番組アーカイブ動画
🎙【タイトル】
Supporters’ Web Academy みんなで描こう支援のミライ(2025年11月5日)
📌今回の放送は、こども支援における個人情報の取り扱いの重要性、および活動時の具体的な注意点について学ぶ放送回です。こちらもぜひご覧ください。


